ソーラーパネルの他にも、太陽光発電をする際に、必要になる設備は多くあります。太陽光発電専用のブレーカーや、発電の状況を確認するためのモニターは、新たに設置する必要があります。また、パワコンと呼ばれもする、パワーコンディショナーも必要になります。さらには、ソーラーパネルから電力を集め、パワコンに供給するための、接続箱も購入しなければなりません。
さらに、太陽光発電を導入する際には、ソーラーパネル以外のものの価格も、安くはありません。パワコンの価格は、10万円を超えることが一般的です。多くのメーカーから販売されていますが、良質のものだと50蔓延以上します。また、安いものを購入すると、機能が減ることもあるので、不便になってしまう可能性もあります。
太陽光発電を導入する際には、電気の売却による収入も含め、収支のシミュレーションをすることが一般的です。しかし、太陽の日照時間や日射量などは、地域によって大きく変わります。また、近辺に新しい建物が建築されると、ソーラーパネルが日陰に入ってしまい、発電量が減る可能性もあります。また、夏場では十分な発電ができても、日照時間が短い冬場では、発電量は大きく減少してしまいます。
太陽光発電は非常に便利なものですが、ソーラーパネルやパワコンの価格は安くはなく、設置工事も必要です。実際に、太陽光発電を自宅に導入したときに、収支が合うかどうかは分かりません。事前の、綿密なシミュレーションが必要とされます。